原作コミックを読んで、1巻につき3回は泣きました
──原作を読まれた際にどの部分に魅力を感じ、どのように映像化しようと思われましたか?
三木:少女マンガの実写化は何度かさせてもらいましたが、この「青空エール」は原作を読み始めてすぐに、これまでと描き方が少し違うと感じました。ラブストーリーというのは一般的に、恋愛に切磋琢磨(せっさたくま)しながらも“お互いが向き合っている”というイメージですよね。だけど、この主人公のつばさと大介の場合は“お互いが前を向いて走っている”という画が浮かんできたんです。